倉橋工房について

ごあいさつ

倉橋工房のホームページをご覧いただきありがとうございます。
倉橋工房では漆塗師・彩色師として仏像仏具を製作・修復しています。
その伝統的な工法や仏具である常花(じょうか)の事を皆様に少しでも知っていただきたくてこのホームページを立ち上げました。

現在、京都では伝統産業の後継者が少なくなってきています。
だからこそ残さないといけない物があります。
そのためには皆様に知っていただくことが第一歩だと思っています。
なかなか触れることが少ないですが少しでも閲覧して頂ければ嬉しいです。

ご漆塗師

四代目 倉橋 喜久雄

漆塗師の父に師事し4代目襲名。
京仏具に関わって50年余りになる。

京都の伝統技法を守るために堅地下地(かたじしたじ)や半田下地(はんだしたじ) 漆は手塗りに徹し、現在も日々精進している。

*堅地下地・・・生漆(きうるし)と研粉(とのこ)で練ったもの
*半田下地・・・研粉・胡粉(ごふん)と膠(にかわ)で練ったもの

塗師 倉橋 宏明

大学卒業後、1部上場半導体メーカーに就職
意を決して退社した後、家業である京仏具製造の仕事につく。

四代目 漆塗師・彩色師である父に師事。

おもに仏像から装飾品まで様々な仏具を製作し数々の寺院に納入されている。
特に常花(木製の蓮華)に関しては京都で一番の実績を積み下地から漆塗り・彩色まで幅広く手掛ける京都でも数少ない職人である。

彩色師 倉橋正明

職人歴20年 現在、当工房のエース。
技術的にも人間的にも素晴らしい職人に成長している若手の有望株。
難しい仕事にもチャレンジ精神をもち日々技術力を高める。
特に細かい作業が得意で彼の彩色技術が作品を華麗に変身させる。

企業概要

社名 株式会社 倉橋
創業 慶応2年 (平成30年9月28日 法人化)
代表取締役 倉橋 宏明
住所 〒607-8152  京都府京都市山科区東野八代48-33
電話 075-595-8470 090-7991-7951
FAX 075-595-8470
メールアドレス kurahashi@jouka.net
URL http://www.jouka.net

沿革

慶応2年 初代 塗師幸(ぬしこう)が京都市下京区で創業
塗師として仏像・仏具に漆を塗り沢山の弟子を輩出する
昭和25年 三代目 倉橋喜一が独立し工房を開設
平成元年 工房を京都市山科区に移転
平成2年 四代目 倉橋喜久雄が継承 同時に仏具彩色を始める
平成9年 倉橋正明が倉橋喜久雄(父)に師事する
平成13年 倉橋宏明が倉橋喜久雄(父)に師事する

アクセス

京漆芸彩色 株式会社 倉橋

〒607-8152
京都府京都市山科区東野八代48-33

地下鉄
地下鉄東西線 東野駅より徒歩15分

バス
京都市営バス 山科西野停留所より徒歩10分