京仏具には伝えられた技術と伝統がある。

【京漆芸彩色 株式会社倉橋が目指すもの】

手仕事にこだわる。
大量生産・大量消費の時代とはかけ離れた世界があります。
わが工房では手仕事にこだわり逸品を作り出します。
「京仏具」は経済産業大臣より、国の伝統的工芸品産業に指定されています。
心の安らぎを与えるよりどころとして、平安の昔より連綿と受け継がれ、その時代時代の新しい技術を取り入れて発展してまいりました。
倉橋工房は常花製作のトップブランドとして京都で製作してまいりました。
また、様々な仏像仏具を製作・修復して参りました。
我々は伝統を守り最高の製品を世に送り出すことを信念としております。

五代に渡り受け継がれてきた技術を皆様のお手元に、また全国の寺院で見ていただければ光栄です。

常花

仏様の両脇に供えられる木製の蓮華のことを常花といいます。
インドでは蓮は聖なる花。仏教でも蓮の花を供えることが最高の儀礼とされています。
永遠に枯れることがない花として常花は御仏の慈悲の心や極楽浄土を表しています。

仏像修復

仏師や寺院より依頼を受け木地修復後の下地、本漆塗り仕上げで納品しています。
下地には堅地、半田地など、状況や箇所で使い分けて木地を守ることを第一に考えています。
何十年、何百年先の次のご修復にも支障が出ないように古(いにしえ)から伝わる伝統技法通りに御修復致します。

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